クモハ40、大宮工場へ

これらの画像は、2000年3月6日と3月16日のものです。

3/6、朝から大粒の雨が降り、まるでクモハ40の回送を悲しんでいるような、
そんな日だった。                             

大船駅に現れた、クモハ402連の回送。牽引は209系の新津から
首都圏への回送でお馴染みのEF64 1031。今日は、いつもと
違い、短いけど重い列車です。                 

後部の054には、反射板が付けられた。何か哀愁を感じる。   
この反射板を付ける為の、フックを取り付けをしたようだ。    

横浜駅を定時通過。信号柱と電柱を合わせてみた。邪魔だって?たま
には良いでしょ。この列車は、配9898レと配給を名乗っていた。
経路は、大船−−横須賀線−−大崎−−山手貨物線−−赤羽−−  
貨物線−大宮というルートを通った。              

大宮に着き、EF64から切り離され、入換えのDE11に引かれ転線、
そして、工場専用のDD16に変わった。この時は、中間連結器を使用
した。旧形で使用するのは、久しぶりに見た気がする。       

奥に押し込まれて行く、クモハ40の2両。今後の行方は?         
聞くところによれば、大宮で鉄道博物館の構想があり、その為の移動     
だったのでは?と流れている。是非貴重なこの2両を末永く、大切に     
保存して頂きたいものですね。大船の国電博物館構想(あくまで予定だった?)
のように、消えない事を祈ります。

 3月6日、054大船へを見る

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制作 伊藤純一